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「ぼくらのミリタリー・パレード」
第4回青春文学大賞。
角川書店発行の「野生時代」での文学賞。
最終候補作「ぼくらのミリタリー・パレード」の
表紙イラストを描きました。

応募総数756本の中からみごと最終候補作にのこった
3本の中の一本です。
候補作なので大賞に選ばれたら書店に並ぶということになるそうです。

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野生時代からの推薦記事をかいつまんでを紹介します。
「私立中学の優等生のはずのぼく。
ある朝突然ベットから起き上がれなくなり学校へ行けなくなるボク。
不良のアキオと、謎めいたおじいちゃん、奇妙奇天烈な
デコボコ・トリオで、なんとノモンハン(!!)をめざす!
格闘あり、カー・チェイスあり、フィッシングあり、街のチンピラや
暴走族までも巻き込んで展開される、スピーディーでスリリングな
「男修行」の数々。。。

という感じなんですけど、エンターテーメントであり、
ずっしり感が残る、とても楽しめる作品でした。
映画化がすごく合う作品だなあと思いました!
角川書店さん主催だからという訳じゃないんですが、
角川映画って感じなのです。
「時をかける少女」とか「セーラー服と機関銃」とかで感じた
あの感じを私は受けました。
あまずっぱくて、もう戻ってこない時間のいとおしさみたいな
例のかんじ!!

そして!作者の、未来谷アユさんは弱冠17才の女の子!!
すごいなー、すばらしいな〜。

興味をもたれたかたは「野生時代」3月号で読むか、
第4回青春文学大賞。のwebでも読めるようです。


読者投票も出来るんで読んで、ぬおー!!と思った方はぜひ一票をねー♪

  
「ぼくらのミリタリー・パレード」
本を書いた! *未来谷アユさん
絵を描いた!  %菅野旋
デザイン   』国枝達也さん
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by bombois | 2008-02-29 19:35 | お仕事
ブラックスワン 第6話
ヒーーーーーッ!!ゴワイー!!!
二人はギャーギャー怖がります。
「助けてー!!まだ死にたくないよー!!
 せめて彼氏が出来てから死にたいよー!!!」
「おんおんおん、オレもお嫁さん貰いたかったよ〜〜〜」
「何よまだあんた、10代でしょ!いいのよ〜!!
 それよりほんとあたしなんて、年頃だっていうのに
 3年も彼氏いないんだから〜〜!!!
 あれ?ちょっとプッチみて。」
「おんおん、あれ?」

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洋服の中でむくむくうごめいていた恐ろしい怪物は、
さっきがくがく震えながら洋服の中に逃げ込んだパンクスのお人形さんでした。
がしかし、さきほどよりだいぶ巨大化しています。
「なんだパンクスのお人形さんじゃない?」
「え?なーんだ、びっくりさせられられるなー、パンクスのお人形さんには。」
「なんかさー、すごい泣いてるよー、パンクスのお人形さんが。
 ちょっとー、パンクスのお人形さんーー!!!」
「泣かないで、パンクスのお人形さん、
 ね、ぼくらに理由をきかせてよ、パンクスのお人形さん!」
ジャーニーとプッチが声をかけながら近よります。
パンクスのお人形さんはなにかごにょごにょ言いながら
泣き止みません。

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「パンクスとかよばないでください、うっうっ
 ちがうんだー、ぼくはパンクスとかじゃないんだー、うっうっ」
 パンクスのお人形さんは身を固くして泣き止みません。
「楽器だって弾いたことなんかないんだー、うっうっ
 なのにさー、、うっうっ。。」

ジャーニーとプッチは少しめんどくさくなりました。
いちいち「パンクスのお人形さん」と呼びかけなくては、
パンクスのお人形さんとお話っできないのかなーという考えが
浮かんできたからです。

つづく
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by bombois | 2008-02-28 05:01 | ブラックスワン
ブラックスワン 第5話
小さいからだで、どんどん洋服の中に潜っていく
パンクスのお人形さんは、
あっという間に姿が見えなくなってしまいました。

「え〜〜、なんだー?、どこいちゃったのー?
 せっかく彼の持ち物だと思って倉庫から持ってきてあげたのに、
 なんなのよ!わけわからん!」
「ジャーニーさん、なんで彼のだと思ったんですか?それ?」
「えーっと、最近流れてきた物だし、パンクスには
 このギターだって決まってるのよ!SFDちゅうらしいよ、これ。」


ボロロ〜ン、ジャンジャカジャンジャカ、ギャギャンル〜♪♪

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ジャーニーは気どってギターを弾きだします。
プッチがすかさず
「弾けてないじゃあああんジャーニーさん、、口でジャンジャカとか言ってるし。」
「いいのお〜!その気になる事が大事なのお〜!
 ジャンジャガジャガジャガ、ジャンジャガ、
 ジャンジャガジャガジャガ、ジャンジャガ、
 ふんふんふん、バイベ〜、ヤ〜♪♪
 オ〜〜〜〜〜!!!!!キルユー!キルミーイイイイ胃!!」
プッチもノリの悪い方じゃありません、
ジャーニーの口ギターにだんだんとノッてきて
ふたりは夢中になって演奏したり洋服を蹴散らしたり、
ダイブしたり大騒ぎで遊んでいます。
Fly〜〜ジャーニーがまたしても洋服に飛び込むと
ぐにゃりとなにかにぶつかりはねとばされました。

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「やだー!プッチごめんねー!あたっちゃったー!
 きゃはははははははは!!」
「私こっちですけど、ジャーニーさん」
「は?うあー!なんじゃこれ!」
洋服の山の中から得体の知らないものがムクムク、ムクムク。。
「ひーーー!!!」
「ムギューーー!!!」

つづく
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by bombois | 2008-02-27 04:30 | ブラックスワン
ブラックスワン  第4話
じぃ〜〜〜〜〜、
じい〜〜〜〜〜、
ジャーニーとプッチはまだお人形さんを観察しています。

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じぃ〜〜〜〜〜、
じぃ〜〜〜〜〜、、、
「プッチ、わかったわー!パンクスのお人形でーす!」
「おお!パンクスですか?ジャーニーさん!」
「そうよ、松田翔太似のね!」
「えーーーーー!!それはないしょっ!ジャーニーのおねえさん!!」
「いや!!そこは譲れないのよプッチ!!ブッチ!!!ブッチャー!!!」
「どぅー!!!ブッチャーって呼ばないで〜〜、
 昔見たプロレスで額を割られていたんだ〜〜、いやだー、こわいー!!」

ジャーニーとプッチはうるさくやっていますが、
お人形さんは相変わらずです。
「なんかおもしろくないわね、プッチャー、パンクスのお人形さん
あんまり反応がないわよね?」
「うわーん、いやだー、ブッチャーはいやだ〜〜!!」
「もう呼ばないわよ、ブッチャー、ブッチャー。」
「おろーん!!!!!!!!」

「そうだ!」
ジャーニーは何かひらめいた様子で、裏の倉庫に消えていきました。
5分ほどすると手になにかを持って帰ってきました。
「ちょっとお人形さん、これあんたのじゃないの?」

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お人形さんはジャーニーが持ってきたギターを見せられると、
急にガタガタと震えだし、洋服の中に逃げ込もうともがきだしました。


つづく
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by bombois | 2008-02-25 23:18 | ブラックスワン
ブラックスワン 第3話
ジャーニーはそっとプッチの背中に引っ付いている人形に近より
話しかけてみます。
「えーっと、多くを話さなくていいのよ。あなたの気持ちは分ります、
わたしだって大人ですもの。
危害は加えないから、まあちょっと落ち着いて、
そのデカうさぎの背中から降りましょうよ。」
「・・・・・・・・・」
とりあえず返事はないものの、お人形はプッチの背中から降り
ぐしゃぐしゃの洋服の上に立ちました。
ジャーニーとプッチは彼が何か話しだすかと思い
ドキドキワクワクとして、穴の空くほど見つめながら待ちましたが、
お人形さんはいっこうに話す気配はなく、
ただただジメっとそこに立っているままなのです。

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「・・・元気ないわよね、でもなんとかしてほしい。と思っている。
 っていうか、プッチ踏まないでよ!そのお人形さんををっ!
 いちいちヒヤヒヤするわよ、なんかあんたの存在が!」
「・・・・・・・・・・」
「いやよー!こんどはプッチがだんまりなの?」
「いや、彼どうやったら話してくれるのかなって思いましてね、、」
「んー、そういやそうねー、、」


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二人はお人形さんを囲みじろじろ観察してみました。


つづく
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by bombois | 2008-02-22 04:29 | ブラックスワン
ブラックスワン 第2話
「ふわああ〜〜〜〜〜〜」
プッチはのそのそ、それでも一応起き上がります。
「ちょっとー、売り物踏まないで!!それ飯の種なんだよ!
mo−、昔はあんなに可愛かったのになんで今はこんなにでかくなっちゃったのかな、
プッチちゃんは?」
なにげに目をやったプッチの背中をみたジャーニーは
「うあ〜〜〜〜あ〜〜〜あ〜〜〜〜」

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「あ〜、久々にきた〜、プッチ!ついちゃったよ!
あんたの背中に引っ付いた!」

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ジャニーは着ていたものまで青くなってしまいました。
「こいつは厄介よ!プッチ!あんたの背中にくっついてんのは、
よく言う、思いを強く残して捨てられてしまったお人形さん。
なんとか元の持ち主のもとに戻りたいって言うパターンのあれなわけよ!」
「あれですか?ジャーニーさん、これはマジに厄介ですね?」
「厄介よ!」
「厄介だ!」
「どうしようもなく、」
「そう、どうしようもなく、、、」
でも、言葉と裏腹にジャーニーの心の中には、オレンジ色の花がどんどん
開いていくのです。

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つづく
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by bombois | 2008-02-21 04:24 | ブラックスワン
ブラックスワン
今日から、新しいお話を始めようと思います。


*********************
「ブラックスワン」第1話
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「今日も大漁だい!しかし地上の人たちはなんでもすてるよなー。。
まあでも、そのおかけであたしの商売が成り立ってるんだけどねー、
楽じゃないけど、なんとかやっていけてるしね!」
ジャーニーは一人でぶつぶつ言いながら、
薄汚れたジャケットやまったく薄汚れていないワンピース、
程よく毛玉の出来ていないセーターなんかを選別して、
ハンガーにかけています。

「しっかし蒸し暑いなー。。やっぱり温暖化のせいかいな?」
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ここは普通の人たちは知らないくらいの地下の世界。
ジャーニーはこの世界で地上から流れ流れてくるいろいろな物を選別して
洋服屋さんを営んでいます。

「プッチ!まだ寝てるの?休憩時間はとっくに過ぎてるよお!」
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つづく
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by bombois | 2008-02-20 02:36 | ブラックスワン